コラブ、アプライド・ベンチャーズからシリーズAの投資を確保し、量子コンピューティング製造の進展に向けた協業を発表

量子コンピューティングハードウェアのイノベーターであるQolab社は、Applied Materials社のベンチャーキャピタル部門であるApplied Ventures, LLCからの投資を発表しました。このシリーズA資金調達は、超伝導量子ビットの開発と量産化を進めるための協力関係を支援するものです。 この提携には、「量子スーパーコンピューターの作り方:数百から数百万量子ビットへのスケーリング」と題する技術ロードマップ論文の共同執筆が含まれています。半導体および量子コンピューティングの専門家と共に作成されたこの論文は、スケーラブルな量子コンピューティングアーキテクチャを実現するための戦略を概説しています。 Applied Materials社のCTO室副社長であるRobert Visser博士は、大規模な量子コンピューティングに不可欠なエラー率の低減と量子ビットの均一性向上に焦点を当てた協力関係を強調しました。Qolab社のCEOであるAlan Hoは、この提携を量子技術をスケールアップするための半導体産業の広範な取り組みの一環として位置づけています。 この協力関係による成果は、2025年3月17日に開催されるアメリカ物理学会(APS)3月会議でJohn Martinis博士によって発表される予定です。 2025年3月18日