量子コンピュータ企業Infleqtion、日本の分子科学研究所に最大500量子ビットの中性原子方式システムを出荷

2023年12月、Infleqtionが量子ムーンショットプログラムにおける唯一の海外量子コンピューティングパートナーとして、日本の科学技術振興機構により選定されたことを報告しました。それ以来、分子科学研究所(IMS)の研究者らと共にシステムの設計に取り組んできました。Infleqtionはコロラド州ボルダーの施設でユニットの構築を完了し、岡崎市のIMSに出荷しました。 次のステップは、IMSでのシステムの統合、組み立て、テストの完了です。これが完了すると、このシステムは稼働中の中性原子量子コンピュータとしては最大規模の一つになると期待されています。この装置はルビジウム量子ビットを使用し、Infleqtionの真空セル技術と超安定光学アセンブリを活用して、システムをできるだけモジュール化し、製造可能にしています。 2024年6月16日