QuantWareとQ-CTRLは、Q-CTRLの自律校正ソフトウェアBoulder Opal Scale Upを、量子エラー訂正用の新型Contralto-AQPUを含むQuantWareの超伝導量子プロセッシングユニット(QPU)に統合する戦略的パートナーシップを発表しました。この提携は、従来は時間のかかる手作業のプロセスであった校正作業を自動化することで、量子システムの展開を効率化することを目指しています。 Boulder Opal Scale Upを統合することで、QuantWareの顧客は、システムのセットアップ時間が数日から数時間に短縮され、100万量子ビット以上に拡張できるように設計されたVIOベースのQPUのより迅速な調整が可能になります。このソリューションは、AIによる自動化と物理学に基づくモデルを組み合わせ、QPUハードウェア全体で堅牢で再現性のある性能最適化を実現します。 このパートナーシップにより、企業や研究者向けにワンボタンでのシステム調整が可能となり、性能の一貫性を向上させながら、耐障害性のある実用規模の量子コンピューティングへの進展を加速させます。QuantWareのVIOプラットフォームとQ-CTRLのソフトウェアスタックを組み合わせることで、高忠実度の量子システムの展開と保守のための拡張可能な道筋を提供します。 2025年5月13日