Quantinuumがニューメキシコにフォトニクスに焦点を当てた新R&D拠点を開設へ

世界最大の統合量子コンピューティング企業であるQuantinuumは、イオントラップ型量子コンピューティングに不可欠なフォトニクス技術を発展させるため、今年後半にニューメキシコ州に新拠点を開設します。具体的な研究開発の焦点は、イオントラップシステムにおける量子ビットの制御と操作に必要な集積フォトニクスのさらなる開発です。 この動きは、米国商務省のテックハブプログラムを通じて確立された、量子情報科学とフォトニクスにおけるニューメキシコ州のリーダーシップを活用するものです。サンディア国立研究所、ロスアラモス国立研究所、ニューメキシコ大学など、関連分野で重要な専門知識を持つ複数の組織が現在ニューメキシコ州に所在しています。 高給の雇用を創出し、経済成長を促進すると期待される新拠点は、地域の国立研究所や大学との連携を強化します。このパートナーシップは、革新的な量子コンピューティングの応用と人材開発をさらに推進し、米国の経済競争力と国家安全保障を強化することを目指しています。 2025年1月21日