IonQ、新協定のもと日本のG-QuATにForte量子システムのクラウドベースアクセスを提供へ

IonQは、日本の産業技術総合研究所(AIST)の部門である量子AIテクノロジーによるビジネスグローバル研究開発センター(G-QuAT)と覚書(MOU)を締結しました。この合意は、日本における量子コンピューティング能力の向上に焦点を当てた協力の枠組みを確立するものです。G-QuATは、量子-AIハイブリッド技術の開発と、産業界および研究分野における量子アプリケーションの促進を任務としています。 MOUでは、G-QuATがIonQクラウドを通じてIonQのForteクラス量子コンピュータへのアクセスを取得する意向が示されています。このアクセスは、様々な量子コンピューティングのユースケースにおける共同研究と技術開発の取り組みを支援することが期待されています。この協力により、IonQのイオントラップ方式のアーキテクチャとクラウドベースのツールを使用した実験、ベンチマーク、アプリケーション開発が促進されます。 このパートナーシップは、日本の量子コンピューティングインフラへの国家投資と連携し、国際協力を通じて量子アプリケーションの開発に貢献することを目指しています。このMOUは法的拘束力を持たず、IonQのアジア太平洋地域における公的研究機関との関係拡大戦略の一環を成すものです。 2025年4月14日